GREAT WALL 万里長城の歴史
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1986年 「ミニ万里長城」の石積みがスタートしました。完成目標は、下川町が開拓100年を迎える2000年に総距離2000mとし、機械や専門業者に頼らず町民手づくりの「手づくり観光日本一」を目指すことになりました。
同年8月からスタートした石積みは、「もっこ」と呼ばれる土や石を運搬するための用具で行い、運んだ石をコンクリートで固める作業でした。初年度から、毎年5月~10月の第3日曜日を「町民石積みの日」と定めました。
石積みを開始すると、参加した皆さんが、記念にと、自ら運んだ石に名前や日付、メッセージなどを書く姿が見られ始めました。そこで、町では、石積みに参加してくださった皆さんへの記念として、運んだ石に名前やメッセージを彫り込むサービスを開始しました(現在は休止中です)。

1989年頃 昭和から平成に変わる頃には、メディア報道や口コミの影響も後押しし、石積みの参加者は、町外からの方も多くなり、道内外からの団体やツアーの皆さんが大型バスで下川町を訪れるようになりました。最初は、有り余るほどあった石も、不足気味となり、慌てて石を探したという苦労話もあります。

1990年 当時の町長が札幌市に駐在する中国領事館へ「ミニ万里長城」築城の挨拶に伺いました。そこで、領事館より、「万里長城」名称使用の承認を頂き、晴れて「ミニ万里長城」から「万里長城」と呼ぶことになりました。

1994年 正面玄関ともいえる「メモリアルゲート」が完成しました。

1996年 目標距離の半分である1000mに到達し、完成への期待が徐々に膨らんでいきました。この年には、「24時間テレビ~愛は地球を救う~」などで映像を通して全国に放送され、知名度もさらに高まっていきました。

2000年 ついに目標の2000mが達成されました! 10月に開催した「記念セレモニー」には当時の札幌中国領事館、総領事 孫 平氏も来町され、祝辞を頂きました。 祝辞の中に「衆志成城(しゅうしせいじょう)」というお言葉がありました。
中国のことわざで「衆の心を合わせれば城も築き上げられる」、わかりやすく言えば、「町民が心を合わせ頑張れば、城のような大きなことも成し遂げられる」という意味です。この「衆志成城」は、メモリアルゲートの前に石碑として刻み込まれています。